パントマイマーのヨネヤマママコさんが、2023年9月20日に老衰のため亡くなったと報道がありました。
ヨネヤマママコさんは、日本のパントマイムの第一人者として知られており、若い頃からパントマイマーとして活躍してきました。
ヨネヤマママコさんが有名になったのは、NHK生放送音楽バラエティ「私はパック」という番組の放送がきっかけです。
主人公のパック役として、ヨネヤマママコさんを知ったという方も多いのではないでしょうか?
日本人として、世界でも活躍したヨネヤマママコさん。
そんなヨネヤマママコさんの若い頃の活動や、経歴などをまとめていご紹介したいと思います。
ヨネヤマママコさんの若い頃の活躍がすごい!
【訃報】日本のパントマイム先駆者、ヨネヤマママコさん死去…NHK「私はパック」で人気https://t.co/U0E0KzFgxD
老衰のため死去。88歳だった。仏のマルセル・マルソーの舞台に衝撃を受けてパントマイムを志し、日本の先駆者として活躍した。 pic.twitter.com/XGo9mIT4zZ
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 23, 2023
パントマイムの日本の第一人者として、長きにわたり活躍してきたヨネヤマママコさん。
そんなヨネヤマママコさんの若い頃の活躍っぷりをまとめてみました!
ヨネヤマママコさんとパントマイムとの出会い
ヨネヤマママコさんがパントマイムと出会ったのは、ヨネヤマママコさんが20歳の頃。
1955年のパントマイムの第一人者『マルセル・マルソー』の日本公演を観に行ったのがきっかけだったそうです。
幼少期から、ヨネヤマママコさんは父親からバレエを習っていたりと、ダンス表現自体の経験はあったそうですが、『マルセル・マルソー』の日本公演を観た際に、パントマイムの喜怒哀楽の表現が激しさに魅了させられ、
『自身も喜怒哀楽が激しいから、この表現方法が1番合っている』
と直感で感じて、パントマイムの道へ進むことを決めたようです。
そして、23歳の時に、NHKの生放送音楽バラエティ「私はパック」の主役に抜擢!
20歳からパントマイムを始めて、3年でNHKの番組に出演できるなんて、すごいですね!
NHKの生放送音楽バラエティ「私はパック」は、1959年10月5日(月)〜1960年3月28日(月) まで放送。
約半年間の放送の中で、ヨネヤマママコさんは、その名を世に広めていきました。
ヨネヤマママコさんの世界での活躍
28歳で、日本だけでなく、アメリカやフランスになど拠点を移して活動を始めます。
海外で、新たな表現を模索していたようです。
31歳の頃には、創作者としての活動の傍ら、UCLA大学、ACT劇団等でパントマイムの指導者としても活動していました。
52歳でフランスで公演を行うなど、長きに渡り海外で支持されていたことが分かります。
そして、ヨネヤマママコさんは、パントマイムだけでない、歌や語りなどを取り入れたオリジナルの「パンカゴ」と呼ばれる新たな表現方法を確立しました。
最近では、日本で2019年に公演を行なっていたようです↓
2019年当時、ヨネヤマママコさんは84歳!
オリジナルの表現方法となる『パンカゴ』を用いた公演を長きに渡り行なっていたヨネヤマママコさん。
世界でも活躍した、日本を代表する表現者の1人となりました。
ヨネヤマママコさんの経歴やプロフィール
ヨネヤマママコさんといえばファンファンとの期限付き契約結婚。
1960年当時は大いに話題になったという。 pic.twitter.com/b9NhDXS3No— 上林汚命 (@sexykambayashii) September 23, 2023
ヨネヤマママコさんのプロフィールや代表作などの経歴をご紹介します!
プロフィール
- 名前:ヨネヤマママコ
- 本名:米山 ママコ
- 生年月日: 1935年3月15日
- 年齢:88歳
- 出身地:山梨県
- 血液型:B型
ヨネヤマママコさんの代表作は
- 「新宿駅・ラッシュアワーのタンゴ」
- 「月に憑(つ)かれたピエロ」
- 「雪の夜に猫を捨てる」
などがあげられます。
ヨネヤマママコさんまとめ
パントマイマーのヨネヤマママコさんが20日午後0時40分、老衰のため埼玉県の病院で死去しました。88歳でした。https://t.co/593mEeakoh
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) September 23, 2023
以上、『ヨネヤマママコの若い頃が凄い!活動や経歴まとめ!』と題して、ヨネヤマママコさんの若い頃からの活動歴や、経歴などをご紹介させていただきました。
幼少期からバレエなどを習っていたとはいえ、20歳でパントマイムと出会い、そこからパントマイマーとして第一線で活躍し続けてきたヨネヤマママコさん。
パントマイムの喜怒哀楽の激しい表現方法が自分に合っていると感じたそうですが、その活躍を見るとその通りだったんだなあと感心してまいますね。
自己分析力の高さが、ヨネヤマママコさんのインタビューなどからも感じられます。
ヨネヤマママコさんは、80歳を過ぎても現役のパントマイマーといして活躍していらっしゃいました。
素晴らしい表現者の方でした。