最近「マルハラ」という、新たな言葉を耳にすることが増えてきました。
SNSが身近にある、Z世代と中高年世代とのジェネレーションギャップの中で、この「マルハラ」という言葉が生まれたようです。
この「マルハラ」は、悩んでる若者がいる一方で、中高年の世代からは「くだらない」と思われている、新たなハラスメントの一種となります。
ただ、部下からハラスメントとして、パワハラ的な感じで会社に相談されても困りますよね…。
そもそも、マルハラとはなんなのか?
どこまで気にするべきなのかなど…。世間の声をまとめていきたいと思います。
マルハラとは?
マルハラとは、『マルハラスメント』の略になります。
ポイント
- 「承知しました。」
- 「はい。」
- 「連絡ください。」
などの業務連絡で、文末が「。」で終わるメッセージに対して、若者が恐怖心を感じてしまうようなのです。
最近では、会社内での連絡ツールとして、「LINE」を使うことも増えてきました。
社内での業務連絡で、絵文字を使うことは基本ありませんよね。
そんな背景の中で、新たな「マルハラスメント」という言葉が生まれたようです。
若者が恐怖心を感じる訳は?
若者は、学生の頃から「LINE」を使用してきました。
そのやり取りの相手は、主に友人同士でリアルタイムのものになります。
そうなると、重要なのはスピード感。
「。」や「、」などの句読点を使うタイミングで、その文章を送ってしまうため、まずはLINEでの句読点の使用に慣れていません。
そして、友人同士なので「絵文字」などで文末を締める事が主流です。
逆に、真面目なやり取りや、怒っているやり取りの際に「。」で文末を終わらせることで、相手に威圧感を与えるという意味合いもあるようです。
【世間の声】マルハラはくだらない?気にするべき?
中高年のメールを主流に使用してきた世代からすると、逆に業務連絡の文末に「絵文字」を使う方が違和感ですよね。
ただ、Z世代などの若者からすると、相手に恐怖心を抱いてしまうキッカケになりかねないようです。
どこまで気にするべきなのか…。
世間の声を調査してみました。
くだらない派
X(旧Twitter)で、マルハラはくだらないと思っている派の意見をまとめていきたいと思います。
やはり、「マルハラ」に対して、
- くだらない
- 気にしすぎ
といった声が多かったです。
そこまで神経質になる必要性は、現時点ではないように感じますね。
気にするべき派
なんと、会社で「マルハラスメント」の指導があったという方もいました。
これからの社会を担う若者の感覚へ、中高年が合わせていくことも大事なのかもしれないですね…。
「ハラスメント」講習の中に、新たに「マルハラ」が加わった会社も。
今はまだ、そこまで気にする必要はないかもしれませんが、これからZ世代が活躍する中で、文化が変わっていく可能性もありますね。
マルハラまとめ
以上、『マルハラはくだらない?気をつけるべき?世間の意見は?』と題して、マルハラスメントの意義や、世間の声についてまとめさせていただきました。
現時点では、マルハラに対して「くだらない」と考えている方が多いように見受けられました。
ただ、相手に恐怖心を与える可能性もあるということは、知っておいて損はないかもしれないですね。
部下に不必要な恐怖心を与え、仕事のパフォーマンスが落ちてしまっては、本末転倒です。
新たな文化として、浸透することもあるかもしれないので、しっかりチェックしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!