
人生なんだか面白くないな
毎日同じことの繰り返しで、楽しみがないなあ

と、漠然と毎日を生きている方のこんな悩みを全て解決してくれるのが、『推し活』です。
全て解決って大袈裟な…って思いました?
確かに、今まで「アイドルオタク」をしたことのない方からしたら、そんな都合のいい話あるわけがないって思いますよね。
これから、推し活をする素晴らしさを、女性アイドルオタク歴11年、そしてアイドルマネージャーを3年をしたことのあるの私が熱弁させていただきます。
もちろん推しは、二次元でも三次元でも良いと思います!
自分が『好きだ』と心から思える存在があるというのは、本当に人生をキラキラさせてくれます。
推し活は、本当にメリットが沢山あるなあとしみじみ感じておりますので、オタク視点とマネージャー視点で語らせていただきます。
※この記事では、推しを「女性アイドル」にした場合についてのメリットをご紹介します。
目次
推し活をするメリット

推し活をするメリット、醍醐味をご紹介します。
必要とされる喜び
人間は、潜在的に「誰かに必要とされたい」と感じているんですね。
自分の存在意義を感じていないと不安になってしまうという心理が働きます。
でも、これを実感できる機会って日常生活では意外に無いんですよね。
しかし、アイドルの推しを作ると、自分がただ好きで応援させてもらっているだけなのに、大好きな推しが「ありがとう」ってファンに感謝してくれるんです。

コチラこそありがとうだよ!? アイドルでいてくれてありがとう!
ってオタクなら、思いますよね?なんて素敵な関係性なんでしょうか。
アイドルにならず、普通に学校へ行き、就職をするという人生だってあるんです。
もちろん、働いている人も大変なのは同じなのですが、会社員とアイドルが根本的に違うなって思うのは、アイドルは自分自身が商品なんですよね。
人気が出なければ、自分自身と向き合い、努力が必須になる。
それって本当に心にくるんですよね、、、。
マネージャー時代に、心ないことを言われたりで、病んでしまったアイドルも沢山見てきました。
表に立つという仕事は、幸せもある反面、傷付くリスクも高まるということです。
そんな中、アイドルでいようと思ってくれている推し、やはりアイドルでいてくれてありがとうって思いますよね。
一秒一秒が楽しくなる
推しができると、ただの買い物でも推しメンが浮かんでくるんです。
「あ、このお菓子推しメン好きそうだな」
「このアクセサリー、推しメンが付けてたやつだ!」
美味しいご飯を食べると、
「推しメンに教えてあげたい」
って思うのです。
些細なことでも、推しメンが浮かんでくる。笑顔になる。
目に写る全てのものを推しメンと勝手に関連付けて楽しむことができるという、素晴らしい能力が備わります。
本当、オタクって素晴らしいですね。
友達が増える
無理にオタクの友達を作る必要はないのですが、やはり好きなものが同じだと、自然と話が合うんですよね。
しかも、年齢も性別も飛び越えた出会いがあるんです。
学校やバイト先などでは、同世代が多かったりするかなと思うのですが、
オタクは年齢層が幅広いんです!
私も、普段の生活の中では出会わなかったであろう、50代の会社の役員の方と仲良くなった事があります。
他県の友達も沢山できました!
今まで関わってこなかったような人たちと、好きなものが同じというだけで意気投合して楽しい時間を過ごす事ができます。
推し活以外の時も、普段から遊んだりと、この先もずっと付き合っていきたいなと思える大切な友達もできました。
ライブを見て、その感想を気心のしれたオタク仲間と飲みながら語り合う時間は、いつまで経っても色あせない楽しい思い出です。
今はTwitterなどのSNSで、気軽にメッセージのやりとりをする事ができるので、
1人で黙々と推し活をするのも良いですが、是非『オタ友』を作ってみてください!
視野が広がる
推しメンにメンバーカラーがある場合なんかは、本当にただ歩いてるだけで、街中に該当の色があると「推しメンだ!」ってなります。
目もくれず毎日歩いていた会社までの道に、推しメンカラーがいくつあるのか?なんて数えだしたら、推しメンのカラー以外にも、いろんな発見があること間違いなし。
「あんなお店あったんだなー」
「紅葉してきたなー」
なんて視野が広がるのです。
推しを作ると、シンプルに視野が広がります。
日常を見る視点が変わるのです。
アイドルオタク歴11年が熱弁


毎日同じことの繰り返しで、楽しみがないなー。
朝起きて、仕事に行って、帰ってきて、家でダラダラしながら眠りにつく。
そんな代わり映えのない毎日を送っていませんか?
アイドルの推しを作ると、そんな平凡な毎日が輝き出します。
ここでは、私が11年間楽しくアイドルオタクをしてきた中で、おすすめの楽しみ方をご紹介します。
オリジナル記念日
アイドルを推すと、記念日と呼ばれる「特別な日」が沢山増えます。
最大重要記念日は、推しの誕生日です。
生誕祭と言われる、誕生日付近、または当日に行われる誕生日イベントが開催されたら、もう大忙しです。
オタクは、当日推しメンカラーの洋服で行きたくなります。新しい洋服を買わないと。
推しへのプレゼントに悩む毎日。でも、その悩みは幸せな悩みです。
推しメンがこの世に生まれた日を一緒にお祝いできるって本当に幸せなんですよね。
推しメンのご両親に感謝を述べたいくらい。
誕生日をオタクと過ごしたいって思ってくれるアイドルのその気持ちも嬉しくないですか?
生誕祭を開催してくれるアイドル、心からありがとう。
また、誕生日以外にも、記念日がたくさん生まれるんです。
ざっと、記念日を紹介しますね。
- 推しメンを見つけた記念日
- 推しメンを初めて肉眼で拝めた記念日
- 推しメンが雑誌に載った記念日
- 推しメンからレスを貰えた記念日
- 推しメンが美味しいご飯を食べれた記念日
どうですか?仕事と家の往復でしかなかった人生が、記念日で溢れます。
あなたと推しの記念日をどんどん作っていきましょう。
使命が出来る
オタクは、推しメンを人類で一番幸せな女の子にしなければならない使命があります。
そうなると、グズグズしてはいられません。
推しの笑顔のために自分は何ができるのか?
を常に考え、行動する必要が出てきます。
なあなあで生きていた毎日に、使命ができるだけで、あなたの行動が変わってきます。
推しに会うために、仕事を頑張ろう。
って思えるんです。そうすると、仕事をする姿勢も変わってきます。
仕事を頑張った先に、推しメンの笑顔があるわけです。
推しメンを作ると、使命感を持つことができ、いきいき生きることができます。
推し活をする際に、気をつけて欲しい事

当たり前のことではあるのですが、気をつけないといけない事。
それは、
推しを悲しませないこと
もちろん、先に述べたように、推しを幸せにすることは大前提として大事なことです。
しかし、SNSなどが普及している今、自分の何気ない不満なんかが簡単に本人に届いてしまうんですね。
アイドルといえど、根本は私たちと同じ人間です。
傷ついたり悲しんだりもします。
簡単に愛を届けられる時代になったからこそ、簡単に憎しみも届いてまうのです。
自分が求めていた対応がされなかったからと言って、アンチになってしまうオタクも沢山見てきました。
もちろん応援しているから、見返りを求めてしまうのは人間の欲求として仕方ない事だと思います。
ただ、アイドルのお返しは、ライブでの笑顔やパフォーマンスしている姿を見て、あなたに元気や幸せを与えてくれる所が、根本だと思うのです。
アイドルがアイドルでいることは当たり前じゃありません。
アイドルをやめてしまったら、その子が今どうしているのか、元気でいるのか、生きているのかさえ知ることができないんです。
儚い関係ではありますが、お互いの信頼関係の上で成り立つものでもあると思うんです。
まずはアイドルでいてくれる事に感謝する。
もちろん、アイドルも人間ですから間違いもあると思います。
そんな時も、ただただ攻撃するのではなくて、見守ってあげるくらいの心の広さや、余裕を持つことも大事なのかなと思います。
SNSが原因で、業界を去る子も沢山見てきました。
追い込む原因に自分がなっていないか?
今一度自分の言動が相手を悲しませていないか、きちんと自分と向き合うことをして、自分自身も成長していきましょう。
推しを作ると、相手を思いやる気持ちや考えを持つことが出来るんですね。
無理をしない範囲で応援する
推し活をする中で、もっとも注意しなければならない点がこれかなと。
何より大事なのが、自分が無理をしない範囲で応援するということです。
あくまで、自分の生活を成り立たせた上で、推しを応援する。ということが大切。
無理をし続けると、愛は時に憎しみとなります。
この事例は、マネージャーをしていた時にときに沢山見てきました。
推しを大切にするためには、自分を大切にすることも大事なことです。
自分のキャパを超えた応援は、大きな見返りがないと、後々自分はこんなにも応援して”あげている”のに、なんで自分を見てくれないんだ!という感情に変わっていきます。
好きで応援していたはずなのに、上から目線になってしまっていないか?
もし少しでも応援に義務感を感じてしまっているようであれば、一旦自分の時間を確保することも大切です。
推し活をするメリットまとめ

以上、推し活をするメリットををご紹介させていただきました。
いろいろと注意点なども書きましたが、アイドルオタク として「好きだから応援する」という気持ちを忘れなければ大丈夫かなと思います!
認知を貰える距離の近いアイドルさんを推していると、ついつい見返りを求めてしまったり、自分が期待する返しがないと落ち込んでしまったりしますよね。
その気持ちもとってもわかるし、間違ってはいないと思います。
しかし、アイドルさんの本業はステージで歌って踊ること。
そもそも、私たちアイドルオタクの相手をしてくれることがプラスアルファーのサービスなのです。
そして、推しメンがアイドルでいてくれるこの世界線は当たり前ではない。
推しがアイドルとして存在しないと、出会うことも出来なかったし、いままでもらった幸せな気持ちになることもなかったんですよね。
今の状況を当たり前と思わずに、感謝を忘れずに、推しを大切にしましょう。
以上、推し活をするメリットでした!
(ちなみに、私の推しは百田夏菜子さんです。大好きです。)