日本語でSNS発信をすることで、日本人にもよく知られている香港の民主活動家である周庭(アグネスチョウ)さん。
2023年12月3日に、周庭(アグネスチョウ)さんがInstagramにて、現在はカナダのトロントへ事実上の亡命をしているということを明らかにしました。
周庭(アグネスチョウ)さんは、2020年に抗議活動に対して実刑判決を受け、刑務所に収容されており、現在は出所されています。
周庭(アグネスチョウ)さんは、具体的に何をして、何をされたのでしょうか?
詳しく解説していきたいと思います。
周庭・アグネスチョウ(香港活動家)はなぜ逮捕された?
周庭(アグネスチョウ)さんが逮捕されるきっかけとなったのは、2019年に香港の「逃亡条例改正案」へのデモを立ち上げたとして、公安条例違反の疑いで逮捕・起訴されました。
香港の警察本部を数万人で包囲する、大規模なデモだったようです。
2020年12月に刑が実行され、約7ヶ月もの間、刑務所に収容されてしまいました。
周庭・アグネスチョウ(香港活動家)は逮捕後何をされた?
周庭(アグネスチョウ)さんが収容された刑務所は「大欖女子懲教所」になります。
この大欖女子懲教所は、殺人犯や麻薬取引を繰り返すなど重大犯罪で実刑を受けた女性成年受刑者が収監される場所として、知られています。
デモ活動が、そこまでの凶悪事件と同等に扱われてしまったんですね…。
大欖女子懲教所の刑務活動は、
6時15分に起床し、独房内で受刑者と一斉に合唱。その後、作業場に行って看守らが着る服装の縫製や、病院向けリネン類の針仕事などに当たる。あるいは、公立図書館に納める資料を綴じる作業などをこなす。
ーPRESIDENT Online様より引用
といったことを行うようです。
また、大欖女子懲教所に収容されていた女性のインタビューで、
- 受刑者の喧嘩が絶えなかった
- 看守から殴られた
と語られており、その環境は良いものとは言えないでしょう。
出所された際に、周庭(アグネスチョウ)さんが自身のInstagramにて、「とても疲れた、痩せてしまって元気がないから、ゆっくり休みたい」といった旨の投稿をしていました。
肉体的・精神的に、とても過酷な環境下だったのではないでしょうか。
現在は、カナダに亡命し、やっと逮捕される恐怖から逃れられたとInstagramで語っていました。
周庭・アグネスチョウ(香港活動家)まとめ
以上、『周庭(アグネスチョウ・香港活動家)は何をされた?活動内容や刑の実行について調査!』と題して、周庭(アグネスチョウ)さんの活動内容や刑についてまとめてみました。
現在はカナダに亡命中の周庭(アグネスチョウ)さん。
香港警察は、亡命者を指名手配するなど、現在過激になっているようです。
周庭(アグネスチョウ)さんが平穏な日々を遅れることを祈るばかりです。