2024年4月1日、川勝知事(静岡県知事)が、静岡県庁の新入職員への訓示にて不適切発言をしたとして、2024年6月に辞職する旨を明言したようです。
過去にも数々の炎上をしてきた川勝知事(静岡県知事)ですが、4回当選しており、静岡県民からは人気があるのでしょうか?
なぜここまで当選し続けてきたのか、また、過去の問題発言についてまとめていきたいと思います。
目次
川勝知事(静岡県知事)の基本プロフィール
プロフィール
- 名前:川勝平太
- 読み方:かわかつ へいた
- 生年月日:1948年8月16日
- 年齢:75歳(2024.4時点)
- 出身地:大阪府
- 現職:静岡県知事
川勝知事(静岡県知事)は、2009年7月7日から、静岡県知事として在任しております。
なんと、今年で15年にもなるのですね!
最終学歴は、早稲田大学大学院経済学研究科修了となっております。
早稲田大学経済学部の偏差値は『70』前後となっており、とても優秀であることが分かりますね。
川勝知事(静岡県知事)はなぜ当選した?
数々の問題発言を繰り返しており、多々炎上している川勝知事(静岡県知事)。
しかし、4回連続で当選するには、しっかりとして理由があるようです。
なぜ川勝知事(静岡県知事)が当選したのか、政策や理由をチェックしていきたいと思います。
①高校生まで医療費無料化など子育て世代への支援強化
川勝知事(静岡県知事)は、静岡県に住んでいる全ての0歳から高校3年生までの子供にかかる医療費を、無料化するよう推進しました。
実際のところ、通院費は500円までの自己負担となっていますが、子育て世代からすると、とても助かる政策ですよね。
少子高齢化が進む日本で、少しでも静岡で子育てがし易いようにと、2023年には『ベビーファースト運動』への参画も表明しています。
具体的には、
ポイント
- 静岡県民の婚活の支援
- 結婚新生活支援事業の立ち上げ
- 医療費の助成
- 妊産婦への支援充実
- 保育所や認定こども園、放課後児童クラブの設置促進
- 子育て家庭への割引や特典がある協賛店増加
などを実施しているようです。
子育て世代からすると、この政策はどれも有難いものですよね!
②消去法だった?
Yahoo!ニュースのコメント欄にて、静岡県民と思われる方からのコメントで、
参考
選挙の結果だけではなく、候補者全体も確認してくださいね。 川勝知事、共産党しか候補者が出馬しなかった場合どうなってしまうでしょうか? 選挙は落選させる行動ではないのです。まだましな方に投票するしかないのです。だから総理の評判が悪い自民党には相当すぐれた候補をだしてほしいのです。
という内容がありました。
川勝知事(静岡県知事)が当選した2009年からの静岡県知事の立候補者をチェックしてみると、
<2009年>
- 川勝平太(無所属※民主党、国民新党、社会民主党推薦)
- 坂本由紀子(無所属※自民党、公明党推薦)
- 海野徹(無所属)
- 平野定義(日本共産党)
<2013年>
- 川勝平太(無所属)
- 広瀬一郎(無所属)
- 島津幸広(無所属)
<2017年>
- 川勝平太(無所属※連合静岡推薦)
- 溝口紀子(無所属)
<2021年>
- 川勝平太(無所属※連合静岡推薦)
- 岩井茂樹(無所属※自由民主党推薦)
この中で、消去法で川勝知事(静岡県知事)が選ばれたというのも、確かに納得できますね…。
③印象操作されていた?
また、静岡県民の方からのコメントで、印象操作についての意見がありました。
参考
私は静岡県民で、川勝さんを支持していません。 なぜこんなに県民から支持を得ているかは明白で、数年前までローカルTVや静岡新聞などで川勝さんを絶賛するような記事や報道が多々あったためだと思います。ネットを見ない年寄りは川勝さんでいいんだと思うのは当然です。 最近は川勝さんに対する報道が辛辣になってきているので、次回はどうなるかわかりませんが、それでも今まで県民に植え付けてきた川勝さんは良い知事のイメージは簡単には拭えません。
全国的に見ても、若者よりも高齢者の方が投票率は高いですよね。
その高齢者層に向けてか、静岡のローカルテレビや新聞で川勝知事(静岡県知事)を絶賛する内容が多いようですね。
それを見て、高齢者が川勝知事(静岡県知事)へ投票するというループが出来ているという見方もあるようです。
川勝知事(静岡県知事)の問題発言
そんな川勝知事(静岡県知事)の問題発言などについてまとめていきます。
入職式での職業差別
2024年4月1日、静岡県庁の入職の訓示での問題発言です。
参考
「毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかとは違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い方。それを磨く必要がある」
と職業差別と取られかねない失言をし、炎上しました。
そしてのこの失言での批判を受け、2024年6月での辞職を表明しています。
コシヒカリ発言
2021年10月23日、参議院静岡県選挙区補欠選挙に出馬した山﨑真之輔(浜松市中区出身)への応援演説を浜松市で行った際、対抗候補の若林洋平が前御殿場市長であることから、御殿場市と浜松市とを比較して
参考
「こちら、食材の数でも439ある静岡県の食材のうち3分の2以上がここにある。あちらはコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。(中略)浜松、遠州、その中心、ここ、経済はここが引っ張ってきた。あちらは観光しかありません。それしか知らない人間、そんな人間がですね、静岡県全体の参議院議員になってどうするんですか。ダメです。」
と発言。
御殿場市を批判するような発言をし、炎上しました。
しかし、この発言に対して、川勝知事(静岡県知事)は謝罪をせず、さらに苦情が殺到してしまいます。
この発言を受け、県議会で辞職勧告決議が可決され、川勝知事(静岡県知事)は辞職せざるを得ない状況にまで追い込まれました。
そして、この辞職勧告決議を受けて、冬のボーナスと12月の給料合計440万円の返上を表明しましたが、結局返上に必要な書類を提出せず、そのまま全額受け取ったようです。
リニア妨害
JR東海は、静岡県からの着工が認められないため、
ポイント
リニア中央新幹線の2027年の開業を断念
することを、2024年3月27日に発表しました。
川勝知事(静岡県知事)は、水質の保全を理由に、リニア新幹線の工事の許可を出していないようですが、海の近くに大型ドームの建設計画を進めたりと、ちぐはぐな言動となっているようです。
川勝知事(静岡県知事)が許可を出さず、当初の2027年の開通は見送りとなっていることも、社会的に大きな問題となっています。
数々の問題発言や、問題行動を起こしている川勝知事(静岡県知事)。
ついに今回の炎上で辞職を表明しましたが、本当に実現するのかも見どころですね…。
川勝知事(静岡県知事)まとめ
以上、『川勝知事(静岡県知事)はなぜ当選した?人気の理由や炎上した問題発言を調査!』と題して、川勝知事(静岡県知事)がなぜ当選したのか、理由や過去の炎上した問題発言を調査させていただきました。
問題発言に関しては、数が多すぎて抜粋した形となりましたが、どれもパンチがありますね。
このような言動を繰り返しても当選し続けるのは、他県民からすると不思議でしょうがないですが、静岡県民からすると、致し方ない選択となっている感じのようです。
川勝知事(静岡県知事)の辞職が実現するのか、そうなった際の次の知事は誰になるのか、注目していきたいと思います。