観光

燕市と三条市が不仲なのはなぜ?理由とがっちりマンデーが燕三条市と間違えた訳!

アフィリエイト広告を使用しています。

がっちりマンデーで存在しない市「燕三条市」を紹介してしまい、テロップにて修正を行ったことで番組が炎上しています。

日曜日に地上波で放送されている番組ということで、信ぴょう性のない情報を放送してしまったのは中々痛手ですね…。

新潟県には燕市と三条市は存在していますが、「燕三条市」は存在していません。

しかし、がっちりマンデーが間違えてしまったのには、ちょっと仕方ないのかと思える理由もあったりします。(事実確認をせず放送をしてしまったことは一切擁護できませんが)

ということで、間違ってしまった要因と、燕市と三条市は対立関係にあるというその理由を調べていきたいと思います!

 

燕市と三条市は対立している?

2つの市が対立している理由とはなんなのでしょうか?

 

燕市と三条市対立している理由は?

まず2つの市の特色をご紹介すると、燕市は『職人の街』三条市は『商人の街』として知られています。

燕市は、鎚起銅器(ついきどうき)という手法が伝統で受け継がれており、その名残でキッチン用具(フォークやスプーン)の国内製産量95%以上のシェアを誇り、フライパンや鍋、包丁、金ザルやボウル、樹脂製しゃもじなど、数々のキッチンツールの主要産地となっております。

一方の三条市も越後三条打刃物が有名で、高度な自由鍛造技術に対して、伝統的工芸品としての認定を受けています。

ぱっと聞くと、両方の市で包丁などのキッチン用具を作ってるのかーくらいな認識を持つかと思いますが、各市で伝統として伝わる技法が違うので、それぞれの市の職人たちがプライドを持って対立しているという点がありそうです。

 

そして、時は江戸自体まで遡りますが、『燕市の職人が物を作る→三条市の商品がそれを売る』という関係性にあったようです。

しかし、三条市でも工芸品を作っていたので、三条市の商人たちは自分たちが作ったものをより高く売りたいと思い、燕市の職人が作った物を安価で叩き売りをしていたようです。

そんな事されたら、燕市の職人たちも怒ってしまうのは仕方ないですよね…。

300年以上前から、燕市と三条市の対立は続いているので、中々溝が埋まるのは難しそうです。

そういった背景のある2つの市を、燕三条市と合体して間違ってしまったがっちりマンデーは、火に油をそそぐような形になってしまったということですね。

 

燕市と三条市の位置関係

燕市と三条氏は、隣同士となっております。

場所も近いので、位置関係も曖昧な人も多いかもしれないですね。

 

燕市と三条市が燕三条市と間違えられたのはなぜ?

こんなに対立関係にあり、不仲と言われている2つの市をなぜ間違って合体した呼び方をしまったのか、それには理由がありました。

 

燕三条市と間違えやすい理由

まず、新潟県三条市に「燕三条駅」という駅が存在します。

通常駅名は、その市や地名がそのまま駅名になっているパターンが多いので、燕三条という市があると思っている県外の方は多いというのは事実です。

このイメージが強く、今回番組で間違ってしまったという背景がありそうですね。

 

そして、新潟県燕市に「三条燕インターチェンジ」が存在します。

この2つの施設を作りにあたり、三条を先につけるか、燕を先につけるかで、大いにもめにもめたようです。

そこで、駅は燕三条に、インターチェンジは三条燕にすることで、バランスをとって場を収めたという背景があるという…。根深い対立があるんですね。

後からできた大型商業施設イオンは、場所的に燕市と三条市の間くらいにあったようですが、当たり障りない「イオン県央店」という店名をつけたそう。賢いですね。

 

twitterの反応

 

燕市と三条市のまとめ

以上、燕市と三条市は不仲で対立してる理由は?がっちりマンデーが燕三条市と間違えたのはなぜ?を調査してみました。

燕市と三条市は不仲で対立してる理由は、江戸時代から300年以上も長く続いているものなので、なかなかデリケートな問題なんです。

がっちりマンデーは、放送で間違ってしまったのは新潟県民からしたら、やってんなーという感じですよね。

しかも、紹介した施設があったのは加茂市で、そもそも燕市と三条市でもなんでもなかったという…。

無駄に2つの市をこじらせるような放送をしてしまったので、今後謝罪はあるのか気になりますね。